2009年 06月 18日

楽しむ演奏の楽しみ

バーゼルで すっかり やる気をなくしている人は、我が団の中にどれくらいいるだろうか?まあ、無理からぬところもある。何しろブラームスは「新しい音楽」くらいの生活をしてしまうとストラヴィンスキーは、まあ「未来の音楽」なんて感じになっているのだろう。

でも、スコアーをよくよく読んでみればわかるのだが、そんなに変なことはしていない。大体、ハイドンの頃に使っていた記譜法と殆ど変わらない。拍は変わることはあっても、なくなる訳じゃないし、調性だってとてもしっかりしている。「新古典主義」を名乗るだけのことはある。
トラッディーなのだ。

そして、 楽しい 。041.gif

楽しい、と言えば、今日、子供の小学校の「◯○音楽会」に行って来た。全校挙げての音楽会である。大きなホールでやるのだ。なかなか面白いことをしてくれる。

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こんな感じの器楽演奏もあって、なかなか楽しい。

そう、
楽しい
のである。

これは、どう言うことか?

ただの 親バカ 、と言っては面白くない。
それを証拠に、自分の子供が出ていなくとも、楽しい、のだ。
相当に、ぎゃんぎゃんしてて、音痴で、グチャグチャなのだが、ステージの子供たちが楽しんでやっているのが、ちゃんと伝わるのだ。

子供の頃を思い出した。ヴァイオリン教室の「おさらい会」「発表会」ではなくて学校の合唱祭などである。
必ず、音楽嫌いのクラスメートが何人かいて、ふざけて、なかなかまじめに歌わなかったりする。
帰りの会とかで、「今日の歌の練習の時、◯○君はふざけてて歌ってませんでした。良くないと思います」とか言われちゃうのが、何人かいませんでしたか?

面白いのは、練習を重ねるうちに、そう言う子供も歌の楽しさに目覚めちゃったり、少なくともふざけたりしなくなって陰が薄くなったりして、全体で楽しくなっちゃったりする。こうなると、俄然面白くてみんなで大声で歌っちゃったりして、いい気分になったりしませんでしたか?

また、たまに悪ガキみたいのがいつまでも、幅を利かせていたり、先生がいつまでもその子にかまけてたりすると、全体に何となく面白くない雰囲気が蔓延しちゃって、妙に声の聴こえないクラスがあったりして、ってことありませんでしたか?

楽しい、てのはどうもそう言う具合に広がったり、狭まったりしている。

我々は充分大人だけれども、もしかして同じなんじゃないだろうか?
今までの演奏を振返って見ても、そうだ。
歯を喰い縛って、アンテナ張り巡らしてい楽器弾いているとき、頭の何処かは、それを喜んで、興奮していたのではないか?少なくとも私は「面白くない」と思って弾いたことはないような気がする。
では、どうすれば楽しくなるのだろう。
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by bassbassbassyy | 2009-06-18 00:53 | 音楽


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