音泉室内合奏団の食卓

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2011年 05月 18日

ハイドン

ハイドンを演奏する。
毎度のことながら、大変な覚悟が必要である。
そして、毎度のことながら、いつも、覚悟が足りないと感じて終わる。
音符の一つ一つをどのようにしても弾けるつもりになれるくらいの練習が出来れば、この覚悟に近づけることはわかっている。それでいて、きちんと楽譜を弾くことが出来るようになっている。
自分がきちんと楽器に向き合っていて、それで、みんなと一緒にやれて、心の底から、なんの蟠りも生じることなく、音楽の喜びに直に結びついている。

ある意味、ハイドンはテクニックである。
他のいかなる作曲家の作品に比べてもテクニカルであることが重要だ。
質が悪いことに、テクニカルにかかる命題も含めた上でのテクニカルなのだ。
我々はテクニカルの本質を理解していない。
まずこの点において、日曜演奏家たる我々にとっては試練となる楽曲である。
我々にとってのテクニカルとは「弾ける」ということである。
でも、殊更にハイドンは、それでは駄目なのだ。
「弾ける」と言うことでさえないくらいに弾けなくてはならない。
日常的に、当たり前に、普通に。
だから、当たり前の解決策として、ともかく練習するのである。
例えばメトロノームで。
メトロノームがいらなくなるくらい、メトロノームで練習をする。

でも、なかなか、そんなには出来ない。
頭を使わないと、出来ないでおわり。
頭を使っても、出来ないことが多い。
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by bassbassbassyy | 2011-05-18 22:42 | 音楽