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2011年 06月 05日

保守

世の中には色々な考え方がある。
音泉のブログで政治談義をするつもりはないので、例えとして取り上げたと言う範疇で、読んで頂きたい。

先週の内閣不信任決議騒動は騒動であって政治ではない。
政治には騒動がつきもので、時には騒動から新しい道筋が生じる事を狙って行われることはある。
しかし、震災対応に全力で取組まなければならないこの時期にそのようなことをするのは不謹慎を通り越している。政治家として法治国家の運営を預かる者がすべき事ではない。
でも、どうしてもそうしなければならないのなら、これは致し方ない。
そうと信じた者は政治生命を賭して全力で当たるべきである。そして、事態の混乱のないよう、しっかりとした道筋(退陣後の体制を構築しつつ、失政を示し、認めさせ、不信任案を提出、可決、解散ではなく内閣総辞職させて、間髪置かずに次の体制を整える)を示して、これを行うべきである。
と、言うのが私の持論。今回のは失政すらきちんと指摘出来ていない。
でも、これはどうやら少数意見らしい。
まずは、「首相退陣」ありき。これがどうやら世の中の奔流らしい。
ネット上の情報や、マスメディアによると。

私は、世の中の考えとしてそう言う考え方が多数であってもあまり困らない。
不快ではあるけれど(この「不快」にはあまり意味がない)。
特に問題ということではないが、これまでの、そして今後の音泉の方向性と言うのは、世の中の奔流とは別のところを流れている、と言う事は言える。
方向性だけでなく、運営の仕方もである。
私たちは、上に掲げた私なりの政治の道理と同じ道理を用いて、今度の小海や東京公演のプログラムを考えたと思っている。それはこれまでの音泉の活動に繋がっており、今後の活動へと繋がっていくものである。
私たちは自粛傾向の強い、震災一週間後に、自らの意思で、予定通り公演を開催した。
その公演で生じた事、判明した事、理解した事、色々な「事」を積み重ねた結果として、次のステップへと踏み出している。
伝統的で斬新なハイドンへの道である。斬新で瑞々しいベートーヴェンへの道である。
伝統的で斬新で瑞々しい信濃舞への道である。
後ろがあって、前がある。
前があって、後ろがある。
当たり前だと思っていたのだが、どうも最近は当たり前ではないらしい。
その、当たり前ではない考え方(もの凄く斬新で私には理解出来ない)でも良いので、少しでも早く、確実に震災への対応を進められるよう、日本と言う国としての力と、日本人と言う人としての力が発揮出来るように、では、私たちはどうすれば良いのか?
私は、これまで通り後ろがあって前があるやり方で頑張る。
そうではない人とも頑張る。

これは非常に保守的な考え方だ。
たまたま、世の中の動きがこのようになって、あからさまになったが、今度の音泉のハイドンはそもそも、後ろがあって前があるから演奏する事にしたのだ。

あからさま、ってのは少々こそばゆい。
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by bassbassbassyy | 2011-06-05 23:54 | 音楽