音泉室内合奏団の食卓

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2009年 06月 26日

バーゼル!

社長! 実はその事(前の投稿のコメント)を、うえのはらさんとメールでやり取りしたんですよ。リズムは監督の言う通り 「ジャズ」 を意識しなければならないんだけれども、まずは テンポ だって。

無意識にしろ、意識的にしろ、何かしたとたんに(それが恣意的に正しいテンポを示そうという行為であっても)、テンポはぶれるばかりで、全体としては駄目になっちゃう。007.gif

これまで音泉でやっていたような曲は演奏者の都合に多少の融通が利いた。けれど、バーゼルは社長の言う通り、それが出来ない。ジャストではめるテンポ感がまず、在りき、なんだ、って。

だから、前夜の壁打で社長が苦労しているのを見て、その事が指摘できれば、もしかしたら違ったことになったかも知れない。それが悔やまれます。021.gif
苦労している社長を見ながら、それが何に由来しているのかを、きちんと考えなかったんですよ。見ていながら、見えていない好例ですね。
私はリズムに気を取られてばかりいて、譜面通り音を打てれば出来た気になっていた。本番では、しょっぱなから間違えたりしたからそれすら危うくなっていて、「はめていく」ことを考えてしまった。もう駄目ですね。はめて行こうとしたときは既に、
 はめるテンポ感 が失われていた訳です。

でも、 音泉らしさ と言う事で言えば、私は小海のバーゼルも音泉らしいと考えています。追いつ追われつで曲自体は本質的な部分を失ってしまったけれど、そこに必死で食らいついていく様子は、如何にも音泉らしい。ある意味、テンポ感よりもさらに大事な物はちゃんと出ていた。これまでの音泉の弦と比べても、相当な進歩だと思っています。
それは、 「向かって行く」 と言う事です。隠れない。
実際に、音を霞ませたり、弓をコンマ5ミリ(?)浮かしたり、するのは別にかまわないんです。みんなでガシガシ弾いたらうるさいし。
しかし、気持は、最初っから最後まで弾き倒す でないと駄目ですよ。弾けないから隠れよう、と言うのは本当は駄目ですね。隠れる必要があるから隠れる、でなきゃ。
小海のバーゼルは「向かって行った」と思います。あんなに難しくてわけがわからない曲なのに、相当、果敢に、しかも無謀に、立ち向かったじゃないですか。
無謀 と言うところが如何にも音泉らしい。006.gif
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by bassbassbassyy | 2009-06-26 10:38 | 音楽